2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」の追加キャストが発表され実力派俳優たちが名を連ねました。
主演の今田美桜さん(27)をはじめ北村匠海さん、高橋文哉さん、志田彩良さん、ソニンさん、瀧内公美さん、さらには声優の山寺宏一さんなど、多彩な顔ぶれが話題を呼んでいます。
「あんぱん」の物語概要
「あんぱん」は国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしさんと、その妻・小松暢さんの愛と勇気に満ちた波乱万丈の人生を描いた作品。
脚本は「花子とアン」や「Doctor-X」で知られる中園ミホ氏が担当します。
ヒロイン・のぶ役を今田美桜さんが務めその夫・柳井嵩(たかし)を北村匠海さんが演じます。
戦争を生き抜き、夢を追い続けた夫婦の物語が描かれます。
注目のキャスト
高橋文哉(23)嵩の親友・辛島健太郎役
高橋さんは、嵩の同級生である辛島健太郎を演じます。嵩にとって初めての「真の友人」となる重要な役どころです。
福岡出身の健太郎を演じる高橋さんは「博多弁での芝居が楽しみ。健太郎を通じて嵩くんの魅力を引き出したい」と意気込みを語りました。高橋さんは昨年、日本アカデミー賞新人賞を受賞した注目株です。
志田彩良(25)のぶの幼なじみ・小川うさ子役
志田さんが演じる小川うさ子は、ヒロインのぶの幼なじみで同級生。念願の朝ドラ初出演に「これまで挑戦し続け、涙した日々を思うと感無量」と感慨深いコメントを寄せました。うさ子の純朴で愛されるキャラクターを丁寧に演じる意欲を示しています。
ソニン(41)高等女学校の教師・山下実美
物語の舞台となる高知出身のソニンさんは、のぶが通う高等女学校の教師・山下実美を演じます。「ハチキン」と呼ばれる高知特有の強い女性像を持つソニンさんは「教師としての時代背景を意識し、キャラクターのコントラストを演じたい」と意欲を語りました。
瀧内公美(35)女子師範学校の教師・黒井雪子役
瀧内さんは、のぶが高等女学校卒業後に通う女子師範学校での教師・黒井雪子役で出演。ヒロインの成長を阻む壁となる役柄を「パワフルに演じ、物語を引き締めたい」とコメントしています。
山寺宏一(63)芸術学校の教師・座間晴斗役
声優界のレジェンド・山寺宏一さんは、嵩が通う芸術学校の教師・座間晴斗を演じます。この役は、やなせたかしさんの実在の恩師がモデル。山寺さんは「アンパンマン」にまつわる縁を振り返り「感謝を込めて全力で役に挑みます」と意気込みを語りました。
脚本家と作品への期待
「あんぱん」の脚本を手がける中園ミホ氏は、これまで数々のヒットドラマを生み出してきました。本作もオリジナルストーリーとして、やなせたかし夫妻の愛と勇気、戦後の日本を生き抜いた人々の姿を描く力強い作品となるでしょう。
2025年春からの放送に向け、豪華キャストと感動的な物語に注目が集まっています。「あんぱん」がどのような感動を届けるのか、今から楽しみです!
情報元:Yahooニュース
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